「スツール60」ほか、アルヴァ・アアルトの不朽の名作がガチャで登場

フィンランドデザインの巨匠、アルヴァ・アアルトが手掛けた「スツール60」。1933年にデザインされたこのスツールは、飽きのこない洗練されたデザインと丈夫な作りが世界中の幅広い年代の人々に愛用され、今日までに製造販売された脚数はなんと数百万脚以上。今なお絶大な人気を誇る、不朽の名作といえる家具の一つだ。

この世界的な名作「スツール60」を始めとする「アルヴァ・アアルト」シリーズが、ガチャマシンで手に入るというから見逃せない。

アルヴァ・アアルトは、「北欧の賢人」と称されたフィンランドを代表する建築家。自身が設計した建築に合わせた家具デザインも手掛け、1931~32年、結核などで長期的な療養を必要とする人の療養所のために開発した一連の家具が世界的な注目を集めたことで、家具デザイナーとしても高い評価を得た。

1935年、アアルトは妻や仲間とともに、自身がデザインする家具、照明器具、テキスタイルを世界的に販売することを目的に「アルテック」を創業。アアルトの家具は、部品のスタンダード化、新しい曲げ木の技法の開発など、すべての人が暮らしに取り入れることができる、高品質で洗練されたデザインの量産を念頭に置いた先進的かつ合理的な考えに基づいている。

その後、「アルテック」は北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアメーカーとして成長。「スツール60」をアイコンに、創業から80年以上経った今でも世界中で多くの愛用者を獲得している。

今回のガチャ『アルテック 北欧家具 ミニチュアコレクション <アルヴァ・アアルト>シリーズ』は、「アルテック」が「タカラトミーアーツ」とコラボし、小さくなってもそれぞれの家具の魅力がそのまま伝わるようと、バランスを取りながら忠実にミニチュア化した渾身の一作。しかも、そのクオリティとデザインは、「アルテック」と「アルヴァ・アアルト財団」が監修し、正式に承認している。

ラインナップは以下、全7種。

フィンランドデザインの名作「スツール60」。「L-レッグ」と呼ばれる脚部の特徴や、フィンランドの白樺(バーチ)材の木目の素材感、ネジやロゴシールなどの細部まで、プラスチックを用いながらも精巧に再現している。

「スツール60」は、ナチュラル、イエロー、グリーン、そしてレアアイテムとして「2nd Cycle」の全4色。「2nd Cycle」はその名の通り、長年愛用され色がはげたビンテージ感を再現している。重ねれば「スツール60」好きには憧れの「スタッキング」も忠実に再現できる。フィンランドでは写真のように新旧を一緒にスタッキングしているシーンをよく見るが、これこそ、誕生から現代まで長く愛され続けている「スツール60」の魅力を体現している風景といえるだろう。

「41アームチェア パイミオ」は、前述の、結核患者のための療養所の建築をアアルトが手掛けた際にデザインされた、近代家具デザインの名作のひとつに数えられる傑作。当時主流だったスチールではなく、軽量で掃除や手入れが簡単なバーチ材を使うことで、そのぬくもりが患者の心身に温かく寄り添う。

「66チェア」は、キッチンやカフェで見かける伝統的な木製椅子の原点ともいえる、シンプルで分かりやすい構造の普遍的なダイニングチェア。頑丈なフィンランド産のバーチ材を用いた広めの背もたれは、腰掛けると程よくしなることで快適にくつろぐことができる。

「901ティートロリー」は、1936年にデザインされて以来、フィンランドの家庭では、いつかリビングやキッチンに取り入れたい憧れの家具のひとつとして親しまれている。しっかりとした上下2つの棚に、車輪と持ち手を備えることで、簡単にどこへでも移動することができる。

『アルテック 北欧家具 ミニチュアコレクション <アルヴァ・アアルト>シリーズ』は、7月7日から表参道のアルテック旗艦店Artek Tokyo Storeで先行販売が始まっている。その後、7月26日より全国のアルテック取り扱い店舗や、兵庫県立美術館で開催される展覧会『アイノとアルヴァ 二人のアアルト』、全国3会場を巡回する『ザ・フィンランドデザイン展』のミュージアムショップなどにも、順次ガチャマシンが設置されるとのこと。

フィンランドとの間を自由に行き来することが難しい現在、手のひらの上で手軽にフィンランドを感じられる逸品となっている。



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湖や森に囲まれた、豊かな自然と共生する考え方。長い冬を楽しく過ごすための、手仕事の工夫。

かと思えば、ITをはじめとした最先端の技術開発や福祉の充実をめざした、先進的な発想。

カルチャーマガジン「Fika(フィーカ)」は、北欧からこれからの幸せな社会のヒントを見つけていきます。

スウェーデンの人々が大切にしている「Fika」というコーヒーブレイクの時間のようにリラックスしながら、さまざまなアイデアが生まれる場所をめざします。

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