休養から復帰。かが屋 加賀翔が決めたこと「あの手この手で自分を守る」

「Fika(フィーカ)」とは、仕事や家事の合間にコーヒーを淹れて、ゆっくりひとやすみする時間のことで、スウェーデンの人々が大切にしている習慣のひとつです。「やすむこと」は、人が生きるうえでとても大切なことなのに、忙しさに追われるとつい忘れてしまう。慌ただしい日常のなかで、気持ちを切り替えたり、身体をやすめたり、自分なりの安らぎを見つけた人に取材をする連載「みんなのFika時間」が始まりました。

第1回は、芸人・かが屋の加賀翔さんです。コント芸を中心にテレビやラジオなどで活躍中。収録の合間に芸人仲間を撮影したり、散歩をしたり、ちょうどよい人との距離のなかで休憩時間を過ごしています。

加賀さんは、昨年秋に体調を崩し休養を余儀なくされる事態に。休養中に、「自分を責めすぎた」と頑張りすぎていた自分に気づき、やすむことについてあらためて考えたそうです。「自分で自分を守ること」を大事にする彼のいまの心境を、お気に入りの休息スポット・代々木公園でうかがいました。

加賀翔(かが しょう)
1993年生まれ、岡山県出身。バイト先のコンビニで出会った賀屋壮也とともにお笑いコンビ「かが屋」を結成。『キングオブコント2019』に決勝進出。レギュラーには、RCCラジオ『かが屋の鶴の間』(毎週金曜23:30〜)などがある。5月30日(日)に単独ライブ『かが屋の!コント16本!2』が、ライブ配信にて開催。

「ぼくは、ほとんど(バイト先の)店長によってつくられた芸人ですね(笑)」

―所属事務所のプロフィールにも「特技:写真撮影」と書かれていますよね。カメラを始めたきっかけについて教えてください。

加賀:それは20歳のときに始めた、バイト先のコンビニの店長ですね。競馬がめちゃくちゃ好きな人で、でも行くのはもうやめようかなって言っていたときに、「絶対やめないほうがいいですよ」って、冗談でぼくが煽ったんです。そしたら、「(競馬場に)写真撮りに行くくらいならいいかな」「お前もやれよ」と誘われたので、「わかりました!」って乗ったら、店長よりハマっちゃって。

それから毎週、競馬場まで自転車で行って、パドックで馬を撮るというのをやっていました。21歳のときからなので、カメラ歴は芸歴とまったく同じ7年目ですね。(相方の)賀屋とコンビを組むきっかけも店長がつくってくれたので、ぼくはほとんど店長によってつくられた芸人ですね(笑)。その店長にはめちゃくちゃ感謝しています。

―そこからカメラにハマっていったと。

加賀:いろいろな写真家を調べていたら、土門拳(1909年~1990年)とアンリ・カルティエ=ブレッソン(1908年~2004年)に出合ったのですが、ふたりともズームのできない単焦点レンズしか使わないと決めていて。その写真がすごくよくて、ぼくも単焦点レンズのカメラで撮影していました。

―現在愛用しているカメラはどちらのですか?

加賀:ニコンD800です。ファインダーが取れてしまっていますが、21歳のときに買って以来ずっとこれです。当時、MacBook Proとカメラ本体と、50㎜と85㎜の単焦点レンズで50万ちょっとだったので、24回払いで買いました。信じられない値段ですね。死にものぐるいで働きましたよ。

愛用カメラのニコンD800

―カメラ初心者なのにすごい力の入れ方ですね。

加賀:自己投資だと思って。もう覚悟ですね、本気でやるぞっていう。当時は本当にハマっていて、中央線に住んでいたのですが、毎週、各駅で降りて街を散歩しながら撮影しては、素人の投稿サイトに応募したりしていました。

―いまは、芸人仲間を撮影し、SNSに投稿されていますよね。その被写体がどれも自然体で素敵です。

加賀:相手に見つからないように勝手に撮るのが好きなんですよね。アンリ・カルティエ=ブレッソンが「決定的瞬間」って言葉を繰り返していて。さらに、点と点が自然と構図をつくっているのがすごくいいと言っていたのに影響されて、日常のものや報道写真が好きだったりしますね。

―できるだけ自然な雰囲気を大事にしているんですね。

加賀:距離のある先輩とかにはできないですけど、近い人ほどできます。(その芸人の)ファンの喜ぶ写真を、ぼくが一番撮れると思いますね。

芸人仲間のハナコを撮影。加賀さんのInstagramより

―そうやって休憩時間に写真を撮るのは、加賀さんなりのコミュニケーションのひとつだったりするのでしょうか?

加賀:あ、そうですね。ぼく、人見知りがすごくて。マセキ(芸能社)に入ったときはすでにカメラをやっていたので、事務所主催の大きなイベントでカメラ係を頼まれたことがあったんですよ。写真を撮るという仕事があったので、そのときは誰とでも話せた。なので、カメラを通してコミュニケーションをとるというのはあるかもしれないです。気づいたら、休憩中に隙間があれば、芸人さんを撮らせてもらうというのが少しずつ習慣になっていったように思います。

―そのうちカメラマンとしてオファーされることが増えるかもしれないですね。

加賀:仕事したいですね。ハナコの岡部さんと秋山さんには、結婚されたタイミングで奥さまへのプレゼントとして手づくりの写真集をお渡ししました。仕事現場の写真などをまとめたもので、奥さんも泣いて喜んでくれました。

「ひとマスにひとコント」。数々のコントをつくってきた加賀のネタ帳とは?

―カメラからのコミュニケーションは広がっていますね。仕事の休憩時間ということで、仕事用のバッグも拝見させてください。

加賀:ニコンのカメラバッグを仕事用にして、毎日持ち歩いています。中身はこれですね。

「衣装のゴミを取るローラー、メガネ、モバイルバッテリー、お財布とカードケースです。あと、竹のマイストローはあまり使っていませんが、北欧をテーマにした『Fika』ってことで、かっこつけてみました(笑)」

―近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法2』(サンマーク出版)が出てきましたね。

加賀:コンマリさんの本は、はじめて読んだんです。もともと片づけるのが好きなのですが、最近集中して家の片づけができていなかったので、どんなもんだろうと思って読んだら、「これはぼくのための本じゃないか!」って。片づけへのハマり方が同じで、発見や共感がものすごくあるし、コンマリさんの家に対する愛や遊び心がすごいんです。「家のモノを全部触りましょう」とか、絶対この人は家が好きだし楽しいんだろうなって。

―片づけるのが好きなんですね。

加賀:めちゃくちゃ好きですね。いまもこの机のものをこうやって(きれいに並べて)いたいんです。神経質なほうだとは思いますね。

―荷物のなかで一番大きいこのノートは、ネタ帳ですか?

加賀:なかを見たら引くと思いますよ。手描きで1ページに3つのマスをつくって、「ひとマスにひとコント」を書けるようしています。そのマスも、手描きにすることがルーティンになっていたので、あえて毎回ひとマスずつ手描きしています。

―読者のみなさんにお見せできないのが残念ですが、ひとマスのなかにコントの設定が、イラストと文字で丁寧に記されています。そういう細かい部分も突き詰めたいタイプですか?

加賀:はい。めちゃくちゃそのタイプです。構図とかにどハマりしたときがあって、写真美術館や、彫刻、お茶室とか見に行ったり、建築の本を読んだりしました。何事もきっちりしたいんですよね。

仕事で落ち込んだときに実践する、「主人公・脇役チェンジャー」という考え方

―ほかにどんな休憩時間を過ごしていますか?

加賀:短い時間なら音楽を聴いたりしていますが、そのときはベース音だけを聴くとかにしています。たぶん、性格的にやすまることができないんですよ。集中して瞑想するような状態で休憩するというか。単純なことに集中して、無理やり切り替えて、思考を中断する。ぼくはそうしていますね。

―仕事でミスしたときの気持ちの切り替え方はありますか?

加賀:最近、「主人公・脇役チェンジャー」という考え方を実践していて。本当につい最近編み出した方法なんですけど、これはすごい発明だと思うんです!

―ぜひ教えてください。

加賀:心理学にリアプレイザルという方法があって。人に対してイラっとしたり落ち込んだりしたときに、相手の背景やその人なりの理由を想像したり、自分の捉え方を変えてみたりするという感情コントロールのひとつなんですけど、それを自分なりに解釈してみたのが「主人公・脇役チェンジャー」です。

昨日、散髪に行ったんですね。人に切ってもらうと、こうしてほしいのにって思うことがあるじゃないですか。案の定、理容師さんに「もうちょっと切ってもらっていいですか?」っていうのを繰り返していたら、角刈りみたいになって。うわーまじかーって思ったんですね。そういうときって、ぼくがぼくのことを「主人公」だと思っているから怒るわけですよ。納得いかないし、よくしたい。でももし理容師さんが主人公でぼくが脇役だとしたら、数あるお客さんの一人にすぎないわけです。

そう思ったら気にならないし、他の人たちから見ても、脇役のぼくの髪型なんてどうでもいいわけで。自分の脳内をそういう解釈にしてあげたら、別にいいじゃん、髪型なんてってなるんです。これは発見です!

―なるほど。しかし、そのような思考変換を習得するには、鍛錬が必要そうですね。

加賀:前に比べてだいぶ得意になりましたね。自分を大事にしてあげたいと思っているので、怒って気持ちがもっていかれるくらいなら、「脇役なんだから別にいいじゃん」って考えでいたほうがいいというか。

「一番大事にしないといけないのは自分だとしたら、あの手この手で自分を守る方法を考えてあげたほうがいい」

―その考えでいると、ミスして落ち込んだときの気持ちが少しラクになると。

加賀:全然うまくいかなかったーってときがよくあるし、ぼくはそれを感じやすいんですよ。むしろ、よかったと思う日なんてないくらい。そういうときに、「脇役のぼくのことなんて、誰もすぐに忘れるだろう」って考えるといいじゃないかって。そこからちょっとずつ試していって習得していきました。

これのいいところは、繰り返しているうちにこの考え方に意外と納得ができちゃうんですよ。やってみたらわかると思います。ぼく、アンガーマネジメントの本とかをめちゃくちゃ読んでいるんですよ。でもうまくいったことがなくて。そういうときに、「まぁぼくなんて」という考え方は、しっくりきた。別に悪い意味じゃなくて、自分のことを客観的に見てあげる。けど、効果は一瞬だけですよ。ムカついたその一瞬だけそう思うようにしているってお話です。

だって、もったいないと思うんです。一番大事にしないといけないのは自分だとしたら、あの手この手で自分を守る方法を考えて、やったほうがいい。自分が主人公だということは大前提で、「脇役だという目線も持っているぼく」という心の余裕に浸っているだけで、自分が納得いく方法が見つかればなんでもよかったんですね。

―それが、この「主人公・脇役チェンジャー」の考え方だったんですね。その考えに至ったきっかけは?

加賀:本当にこのあいだ、ふと思ったことで。気にしすぎちゃうから、なにかうまい方法はないかなと考え続けた結果だと思います。もしかしたら散歩しまくっているからかもしれないですね。考えごとするには一番いいです。

「気になることがあったのに、ダメダメって首のリードをぐって引っ張られたら、誰でも嫌じゃないですか」

―いま加賀さんのルーティンにもなっている散歩ですね。ほぼ毎日、1万歩以上を歩いている様子をSNSでお見かけします。どんなところを散歩しているのですか?

加賀:地図を見ずに街中を歩き回ったりしています。あとよく行くのは代々木公園。寝転がるのも好きなので、夜は星を見るんですよ。視力で確認できるギリギリの小さい星をじっと見るようにすると、消える瞬間があって。ぼくは携帯やパソコンを見すぎちゃうので、目が疲れやすいらしく、それをやると回復するような感じがして。視界が広がるというか。おすすめです。

昨夜、星を見ていたときの様子を再現していただいた

―散歩のマイルールなどはあるのでしょうか?

加賀:以前はありましたね。「なにも考えずにリフレッシュしてリラックスする」ということが「理想の散歩」としてあったんですよ。でもそんなのうまくいかなくて。基本なにか考えちゃうし、いろんなところに気持ちが飛んじゃう。

この音楽を聴いたら、絶対回復しなくてはいけない、リラックスしなくてはいけない、アイデアを生んで熟成させる時間にしなくてはいけないとか、行動に結果が伴っていないと納得ができない性格だったんです。でも、それを完全にやめました。思考が散らかったら散らかったで、うまくいかなかったなという気持ちでいるようにしています。

―なぜそう思うようになったのかが気になります。歩数や時間を増やすようになったからでしょうか。

加賀:そうですね。散歩が趣味になってきたおかげというのもあるかもしれません。もともとは脚が悪くて、その反動で歩ける楽しさを知ったのも大きいですね。どの靴も痛くなってしまうのですが、HOKA ONE ONE(ホカオネオネ)という厚底の靴をはいてからものすごく歩けるようになって、脚の負担も減りました。昨日は気づいたら2万歩くらいになっていましたね。

歩数はApple Watchに記録される。お昼の時点で、すでに8500歩。この日は最終的に1万8900歩に到達したと、SNSに投稿していた

―いまはルールに縛られず、思いのままに歩くようにしているのですね。

加賀:気になる方向があるならその方向にできるだけ自分をいかせてあげる。気になることがあったのに、ダメダメって首のリードをぐって引っ張られたら誰でも嫌じゃないですか。気になることがあるなら、もうちょっとだけやらせてあげる。自分で自分のリードを無理やり引っ張ることのないようにしてあげたいんです。

たとえば、リラックスしたいのにネタのことを考え始めちゃったのなら、もう考えさせてあげる。「今日のライブうまくいかなった、先輩おもろ! 悔しい!」ってなったら、考えない! って思わないで、とことん考えてみる。音楽を聴きたいなら聴く、落ち込みたいなら落ち込む。それで一旦自分の様子を見るようにしています。

―そういう気持ちのコントロールをしたくても、うまくできないものです。

加賀:ぼくも昔はまったくできなかったんです。「衝動」がすごくて。それこそカメラを買ったのも衝動買いじゃないですか。いま思えば買ってよかったこともありますが、そろそろ冷静になる練習はしたほうがいいというか。

「速攻で考えて決めるのがかっこいい」と思っていて、でも自分はそんなの向いていないのに。いまだに覚えているんですけど、冬にマフラーをなくしちゃって、その日は寒かったこともあり、目に入ったマフラーをパッと手に取ってレジに行ったら8,000円で。「たか!」って思いながらも、あとに引けず買ったのですが、結局そんなに気に入らずユニクロの安いやつを使うようになっちゃったんです。もったいないですよね。かっこつけるために頭の悪いことをするのはやめたくて、ちょっとずつ、ちょっとずつ、慌てないようにしていますね。

ZAZEN BOYS向井秀徳が唱える「諸行無常」。その言葉の意味を考える

―体調を崩して休養(2020年の秋から8か月間)したことで大きく変わったというよりは、いままでの積み重ねで変化していったんですね。

加賀:そうですね。自分との向き合い方はずっと考えていたことで。たまたま体調を崩しちゃって、考える時間をもらったというか。休養で考え方が大きく変わったり、生まれ変わったりはしていないですね。劇的な出来事があって、変われるほどそんなにうまくできていないというか。ちゃんと時間をかけて努力して変わっていきました。でも今回、やすませてもらったことで、やすむことの大事さを本当に学びましたね。

―あまりやすめていなかったのでしょうか?

加賀:やすみをもらったとしても、喫茶店に朝から行ってネタをつくっていたし、とにかく時間がないって思っていたし、実際に時間もなかった。でもそう思うのは、自分の能力がないからだと思っていたので、頑張って自分を成長させようとしていました。

でもそれは最初からうまくやれる人がすごいだけって、いまは思います。ぼくはゲームをやり込んじゃうような性質だから、頑張ったり突き詰めたりするのはたぶん好きなんですけど、自分よりも能力の高い人と比べるのは負けゲーというか。

加賀:以前はノートや携帯に考えたことを書いたりしていたのですが、それを見たらめちゃ悩んでいて、かわいいなぁって思いました。先輩と比べてすごく悔しがっているんですよ。いやいや、お前、違う生き物と戦ってもね。飛べないのに鳥に悔しいとは思わないだろうって。当時はその見極めができていなかったんです。

ZAZEN BOYSの向井秀徳さんがずっと曲のなかで「諸行無常」って言い続けているんですよ。考え方としてはすごく好きだったのですが、やっとわかってきたというか。それ以上言うことないですよねって(※諸行無常:この世のあらゆるものは、つねに変化していて、とどまるものはない。仏教の考えで人生の無常を言い得たもの)。

「死ぬほど恥ずかしかったことや、自分はなんてダメなんだって思うことも、どうせ忘れるんだから」

―多くの人が、以前の加賀さんのように頑張りすぎてしまうと思うんですよね。だからそんな人たちにも「やすむこと」をもっと大事にしてほしいと思うんです。

加賀:ぼくも考えすぎて体調を崩してしまったところがありますしね。自分にとって大事な人とか、この人によく思われたいという人がいたら、その人を主人公にして自分はいち登場人物だと思えば、きっとマイナスな思考にはならないはず。周りも、たぶん脇役に満点の働きを求めないはずで、ちょっと活躍してくれたら十分なはず。それくらいの気持ちでいたらいいんじゃないかと思います。誰もそんなに見てないから。

あ。ぼくも向井秀徳さんやアンリ・カルティエ=ブレッソンみたいに、今後、一生言い続けたい言葉があるんですよね。

―最後にぜひ聞きたいです。

加賀:あれ、なんだったかな……。一生絶対言い続けるぞって思っていたのに、忘れちゃいましたね(笑)。でも、こうやってどうせ他人も自分も、絶対忘れちゃうんです。死ぬほど恥ずかしかったことや、自分はなんてダメなんだって思うことも、どうせ忘れるんだから、少しはラクしてもいいんじゃないですか。まじで生きているだけで、十分です。本当に。

プロフィール
加賀翔 (かが しょう)

1993年生まれ、岡山県出身。バイト先のコンビニで出会った賀屋壮也とともにお笑いコンビ「かが屋」を結成。『キングオブコント2019』に決勝進出。レギュラーには、RCCラジオ『かが屋の鶴の間』(毎週金曜23:30~)などがある。5月30日(日)に単独ライブ『かが屋の!コント16本!2』が、ライブ配信にて開催。



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「幸福度が高い」と言われる北欧の国々。その文化の土台にあるのが「クラフトマンシップ」と「最先端」です。

湖や森に囲まれた、豊かな自然と共生する考え方。長い冬を楽しく過ごすための、手仕事の工夫。

かと思えば、ITをはじめとした最先端の技術開発や福祉の充実をめざした、先進的な発想。

カルチャーマガジン「Fika(フィーカ)」は、北欧からこれからの幸せな社会のヒントを見つけていきます。

スウェーデンの人々が大切にしている「Fika」というコーヒーブレイクの時間のようにリラックスしながら、さまざまなアイデアが生まれる場所をめざします。

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