F/CE.の山根敏史に訊く、ノルディスクで過ごす快適な冬キャンプ

F/CE.の山根敏史に訊く、ノルディスクで過ごす快適な冬キャンプ

インタビュー・テキスト
宇治田エリ
撮影:佐藤翔 編集:吉田真也(CINRA)

近年、日本でアウトドアを楽しむ人が増え、とくにブームとなっているのがキャンプ。一般的には春から秋がベストシーズンだが、コアなキャンパーは「冬キャンプ」を好む人も多いそうだ。寒いなかで過ごすキャンプには、どんな醍醐味があるのだろうか。

冬が長い北欧では、古くから冬キャンプを楽しむ文化もあり、快適に過ごすためのヒントがあるかもしれない。そこで、今回お話をうかがったのは、アパレルブランド「F/CE.®」のデザイナーとして活躍し、インストゥルメンタルバンド「toe」のベーシストでもある山根敏史。デンマーク発のアウトドアブランド「NORDISK(以下、ノルディスク)」の世界初となるコンセプトショップを2店舗運営しており、北欧のアウトドア文化に精通している。また、自身も冬のソロキャンプが大好きだという。

今回は実際にノルディスクの製品を使ってキャンプを楽しみながら、冬のソロキャンプの醍醐味からノルディスクの魅力、さらには北欧と日本のキャンプに対する考え方の違いなどについて教えてもらった。アウトドアをこよなく愛する山根が語る、かっこいいギア(キャンプ道具)にこだわる理由とは?

普段は思いつかないアイデアが湧くことも。あえて「冬のソロキャンプ」を選ぶ理由

―山根さんは、いつからキャンプをするようになったのでしょうか?

山根:もともと小学生のときにボーイスカウトに入っていたので、その頃からよくキャンプをしていたんです。大人になってからは、仲間とキャンプに行くだけではなく、ソロキャンプにも行くようになりました。

でも、子どもができてからは家族でキャンプに行くことも増えましたね。今日は取材ではありますが、久々の冬キャンプを楽しみたいと思っているので、テンション上がっています(笑)。

山根敏史(やまね さとし)<br>1975年、愛知県生まれ。1997年、ファッションデザイナーとして某アパレルに7年在籍後、2003年にクロックスの日本支社創立メンバーとなる。デザイナーの仕事の傍ら2000年に結成したインストゥルメンタルバンドのtoeではベースを担当し、現在も活動中。2010年、OPEN YOUR EYES INC.を設立。同年、F/CE.を立ち上げる。2014年、ヘッドショップ「ROOT」をオープン。2017年、東京都・世田谷区に「NORDISK CAMP SUPPLY STORE SETAGAYA」、2019年には京都府に「NORDISK CAMP SUPPLY STORE KYOTO」をオープン。
山根敏史(やまね さとし)
1975年、愛知県生まれ。1997年、ファッションデザイナーとして某アパレルに7年在籍後、2003年にクロックスの日本支社創立メンバーとなる。デザイナーの仕事の傍ら2000年に結成したインストゥルメンタルバンドのtoeではベースを担当し、現在も活動中。2010年、OPEN YOUR EYES INC.を設立。同年、F/CE.を立ち上げる。2014年、ヘッドショップ「ROOT」をオープン。2017年、東京都・世田谷区に「NORDISK CAMP SUPPLY STORE SETAGAYA」、2019年には京都府に「NORDISK CAMP SUPPLY STORE KYOTO」をオープン。

―キャンプといえば、春から秋にかけて、みんなで楽しく過ごすのが主流のような気もしますが、冬のソロキャンプも楽しいのでしょうか?

山根:個人的には、冬のソロキャンプは大好きです。たしかに外は寒いですが、だからこそ活躍するギアもたくさんあって。熱を外に逃がしにくいコットン生地のテントや、軽くて暖かい羽毛のシュラフなどで、テント内を快適な環境にする楽しみがあります。また、暖かい格好をして外で焚き火をしながら読書をするのも、集中できて最高ですよ。

あと、冬はキャンプ場も混み合っていないから周りも気にならないし、自然のなかで自分と向き合う時間がつくりやすいと思います。日常に疲れていたり、悩んでいたりするときは、ソロキャンプに来てひたすら考え事をすることもあります。基本的にソロキャンプ中はスマートフォンの電源を切って、電話も出ないで過ごしていますね。

今回訪れた、芝生がきれいなこのキャンプ場は、山梨県の最東端に位置する「水源の森 キャンプ・ランド」。山根が運営する「ROOT」「NORDISK CAMP SUPPLY STORE SETAGAYA」などのショップで取り扱っているファッションブランド「MOUNTAIN RESEARCH」の代表・小林節正がディレクションし、2021年3月にグランドオープン予定
今回訪れた、芝生がきれいなこのキャンプ場は、山梨県の最東端に位置する「水源の森 キャンプ・ランド」。山根が運営する「ROOT」「NORDISK CAMP SUPPLY STORE SETAGAYA」などのショップで取り扱っているファッションブランド「MOUNTAIN RESEARCH」の代表・小林節正がディレクションし、2021年3月にグランドオープン予定

―なぜそこまで徹底して「ひとりの環境」をつくるのでしょうか?

山根:ファッションデザイナーという職業柄、街中を歩いていると無意識にいろんなものを観察してしまい、つねにアンテナを張っている状態なんです。テレビとかはあまり観ないのですが、普通に生活しているだけでも、情報過多で疲れちゃうので、意識的に情報をシャットアウトして切り替えることも大事だなと思っていて。そのための手段として、ソロキャンプは最適だと思っています。

ソロキャンプ中はデザインのこと、会社のこと、音楽のことなどを考えたりするのですが、普段は思いつかないようなアイデアが湧いてくることもあります。日常や直近の課題と意識的に距離を置くことで、新たに気づける部分があるのかもしれません。

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サイト情報

「ROOT GARMENTS and CAMP SUPPLY STORE」

NORDISKやF/CE.などのアイテムを取り揃えるオンラインサイト

プロフィール

山根敏史(やまね さとし)

1975年、愛知県生まれ。1997年、ファッションデザイナーとして某アパレルに7年在籍後、2003年にクロックスの日本支社創立メンバーとなる。デザイナーの仕事の傍ら2000年に結成したインストゥルメンタルバンドのtoeではベースを担当し、現在も活動中。2010年、OPEN YOUR EYES INC.を設立。同年、F/CE.を立ち上げる。2014年、ヘッドショップ「ROOT」をオープン。2017年、東京都・世田谷区に「NORDISK CAMP SUPPLY STORE SETAGAYA」、2019年には京都府に「NORDISK CAMP SUPPLY STORE KYOTO」をオープン。

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