映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』が、12月27日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかで公開される。
人口約550万人、約3千のメタルバンドが活動しているとされるフィンランド発の同作は、「終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル」というジャンルを標榜する4人組ヘヴィメタルバンドのボーカル・トゥロが主人公。フィンランド北部の田舎の村で退屈な日々を送る25歳のトゥロが、初の前座での失敗やバンドメンバーの死、解散を経てバンドを再結成し、ノルウェーでのフェスを目指すというあらすじだ。原題は『Hevi reissue』、英題は『Heavy Trip』。
監督は、同作が長編デビュー作となるユーソ・ラーティオ、ユッカ・ヴィドゥグレン。音楽はラウリ・ポラー(Stratovarius)が担当した。今回の発表とあわせて「後悔するなら、クソを漏らせ!」というコピーと共にバンドメンバー4人とトナカイの姿を捉えたメインビジュアルが公開。