Spotify主催のイベントレポ。NulbarichやSIRUPら登場

Spotify主催のイベントレポ。NulbarichやSIRUPら登場

テキスト
長嶋太陽
撮影:Satoshi Imamura、Shumpei Kato、Kaochi、Kyonntra 編集:久野剛士(CINRA.NET編集部)

熱量の高まりも最高潮に。NulbarichからOfficial髭男dismまで

一際大きな歓声に迎えられたのは、JQ率いるNulbarich。ネオソウルやアシッドジャズのエッセンスを巧みに織り交ぜ、空間をひとつへ溶かしてゆく。「次の曲、踊る曲」という短いMCを挟んで披露した“VOICE”は、ディスコサウンドを感じさせる1曲。シルキーなファルセットと艶のあるミックスボイスを織り交ぜたボーカルはもちろん魅力だが、エモーショナルなギターソロとベースソロが印象に残っている。武道館公演を経て、バンドサウンドの強度が増したのだろう。

Nulbarich
Nulbarich

ループステーションを用いて、アコースティックギター、キーボードを重ね、フォークとダンスの境界を行き来する演奏を披露したのは、シンガーソングライターのReN。派手な演出を見事にものにしたステージングが印象的だった。MCでは、「Spotifyというプラットフォームに集うのは音楽を本当に愛している人たち。みんなが新しい音楽を知りたいと思っているからこそ、こんなにさまざまなアーティストが出ているのに一体感があるんですね」と語り、この一夜を祝した。

ReN
ReN

トリを務めたのは、Official髭男dism。放射状の照明がフロアを貫き、鐘の音とともに演奏開始。1曲目、“ノーダウト”が始まるやいなや、誰もが体をゆらし、口ずさみ始める。2曲目は“FIRE GROUND”、ステージ上に炎の柱が上がり、フロアの温度は文字通り上昇し、それに呼応するようにコールアンドレスポンスも熱を帯びる。「ここまでのライブを見ていて、僕らにも早くやらせてくれって思ってました」というMCを挟み、“115万キロのフィルム”を披露。「サムネイル」といった歌詞が象徴する時代の変化と、愛情の普遍性の対比が美しい。およそ3時間に渡るイベントのラストソングは、“Stand By you”。見渡す限りほぼすべての観客が完璧に手を叩くさまは、まるでワンマンライブのようだった。

Official髭男dism
Official髭男dism

Spotifyには、視聴データをもとに選出される「スーパーファン」というシステムがあり、リスナーとアーティストの新しい関係性を模索している。今回のイベントには各アーティストのスーパーファンが招待されており、その熱量の高さがぶつかり合う特別な一夜となった。

 
撮影:CINRA.NET編集部
撮影:CINRA.NET編集部
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イベント情報

『Spotify presents Early Noise Special』

2019年3月28日(木)
会場:EX THEATER ROPPONGI
出演:
あっこゴリラ
ビッケブランカ
SIRUP
ドミコ
RIRI
Nulbarich
ReN
Official髭男dism

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