年代ものに惹かれて。目黒のヴィンテージ家具屋「Lewis」
―2軒目に訪れたのは、北欧のヴィンテージ家具を豊富に取りそろえている「Lewis(ルイス)」でした。このお店との出会いは?
コカド:ぼく、家具を購入するタイミングで引っ越すことが多くて。もともとはワンルームに住んでいたんですけど、ダイニングテーブルを置きたくて少し大きめの部屋に引っ越したんです。そしたらテーブルに合うキャビネットがほしくなって、目黒にある家具屋を巡っていくなかで辿り着いたのが「Lewis」でした。1960年代につくられたデンマーク製のキャビネットを購入して。4年くらい前のことですね。
―家具も古着と同じくヴィンテージのものを中心に集めているんですか?
コカド:もともとはイームズとかハーマンミラーとかミッドセンチュリーの家具から入ったんですけど、次第に古着とかと同じような年代のものがほしくなってきて。ただ、古着と違って家具はスペースを取りますから。椅子なんて10脚以上は自宅に置いてありますし。そうやって家具を増やすたびに引っ越していたら際限ないですから、いまは買うのを止めています。
―ヴィンテージ家具の魅力は何なのでしょうか?
コカド:「Lewis」で家具の磨き方について教えてもらったことがあって、それからは自分でメンテナンスをするようになったんですよ。道具もそろえて。そしたら、どんどん愛着が沸くようになりましたね。自分だけのものになっていく感覚があるというか。
プロフィール
- コカドケンタロウ
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1978年生まれ、大阪府出身。中岡創一とお笑いコンビ「ロッチ」を結成。『キングオブコント』ファイナリストになるほか、『爆笑レッドシアター』などのネタ番組にも数多く出演。コントを中心とした単独ライブも定期的に開催。古着好きとしても有名で、趣味は古着やビンテージ家具の収集、サーフィン、サウナ、ドライブ、料理など。