岡崎体育が憧れるフィンランド。現地の島塚絵里と語る仕事・生活

岡崎体育が憧れるフィンランド。現地の島塚絵里と語る仕事・生活

インタビュー・テキスト
村上広大
編集:吉田真也(CINRA)

大自然に囲まれ、ときに「森と湖の国」と称されることもあるフィンランド。この北欧の国に憧憬を抱き続けているのが、ミュージシャンの岡崎体育だ。

近年は音楽活動だけでなく、ドラマに出演したり、ラジオパーソナリティーを務めたりと多方面に活動の場を広げている岡崎だが、その反動か自然のある環境に身を置き、集中して曲づくりに励みたい気持ちが強くなっているという。なかでも、フィンランドがあらゆる面で理想の条件を満たしており、いつか暮らしてみたいとのこと。

そこで今回は、マリメッコ本社でデザイナーとして勤務したのち、現在もフィンランドに住みながらフリーランスで活躍中の島塚絵里と、オンライン対談の場を設けた。自然・税金・言語・食などリアルなフィンランド事情を聞くことで、岡崎の気持ちはどう変化するだろうか。さらには、職種は違えど同じクリエイターとして、環境から得られるインスピレーションの重要性や、ものづくりに対する姿勢なども語り合った。

地球で生まれたからには、死ぬまでにオーロラを見たことがある人間になりたい(岡崎)

―岡崎さんはどうしてフィンランドに憧れるようになったんですか?

岡崎:ぼくがレギュラーを務めている『よなよなラボ』というNHKの番組で、「自分に最もフィットする国を探そう」という企画があり、移住の条件をいくつか出したんです。「税金の用途が明確」「衛生面がしっかりしている」とか。それらの条件を考慮して、理想の環境にいちばん近かった国がフィンランドだったんです。以来、ずっとフィンランドに行きたくて。

島塚:なるほど。それでZoomの背景がオーロラなんですね(笑)。

岡崎体育(おかざき たいいく)<br>1989年7月3日生まれ。京都府宇治市出身。2016年5月、アルバム『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。音楽活動に加えて、CM、映画、ドラマ出演などマルチに活躍中。私立恵比寿中学、関ジャニ∞などさまざまなアーティストに楽曲を提供。2019年6月には、さいたまスーパーアリーナでワンマンライブを開催して成功を収める。2020年12月にはアニメ映画『劇場版ポケットモンスター ココ』の全テーマソングをプロデュースして話題に。2021年5月26日にコンセプトアルバム第2弾『OT WORKS II』をリリース予定。
岡崎体育(おかざき たいいく)
1989年7月3日生まれ。京都府宇治市出身。2016年5月、アルバム『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。音楽活動に加えて、CM、映画、ドラマ出演などマルチに活躍中。私立恵比寿中学、関ジャニ∞などさまざまなアーティストに楽曲を提供。2019年6月には、さいたまスーパーアリーナでワンマンライブを開催して成功を収める。2020年12月にはアニメ映画『劇場版ポケットモンスター ココ』の全テーマソングをプロデュースして話題に。2021年5月26日にコンセプトアルバム第2弾『OT WORKS II』をリリース予定。
島塚絵里(しまつか えり)<br>ヘルシンキ在住のテキスタイルデザイナー。2007年にフィンランドへ移住し、アアルト大学でテキスタイルデザインを学ぶ。マリメッコ社のアートワークスタジオでデザイナーとして勤務したのち、2014年より独立。現在はマリメッコ、サムイ、キッピスなど国内外のブランドにデザインを提供している。Pikku Saari(コッカ社)というテキスタイルブランドをプロデュース。サントリー「オールフリー」のCMの衣装デザインを担当。2018年、宮古島にオープンしたHotel Locusのオリジナルテキスタイルをデザイン。2021年4月には、フィンランドでは初となる個展を開催予定。
島塚絵里(しまつか えり)
ヘルシンキ在住のテキスタイルデザイナー。2007年にフィンランドへ移住し、アアルト大学でテキスタイルデザインを学ぶ。マリメッコ社のアートワークスタジオでデザイナーとして勤務したのち、2014年より独立。現在はマリメッコ、サムイ、キッピスなど国内外のブランドにデザインを提供している。Pikku Saari(コッカ社)というテキスタイルブランドをプロデュース。サントリー「オールフリー」のCMの衣装デザインを担当。2018年、宮古島にオープンしたHotel Locusのオリジナルテキスタイルをデザイン。2021年4月には、フィンランドでは初となる個展を開催予定。

岡崎:オーロラは本当に見てみたいです。去年の末に「死ぬまでにやりたい100のこと」っていうリストをTwitterで公開したんですけど、そのなかにも「フィンランドに行く」と「オーロラを見る」を入れました。日本で暮らしている限り、オーロラを見られる確率って0%に近いじゃないですか。

島塚:そうですね。

岡崎:地球に生まれてきたからには、死ぬまでにオーロラを見たことがある人間になりたいんですよ。テレビで見るのと生で見るのは、感動も格別でしょうし。コロナの影響が落ち着いたら、見に行きたいです。島塚さんはオーロラを見られたことはありますか?

島塚:何度かあります。なかでも去年、オウルから車で2時間ほどの場所にある「ホテル イソ シュオテ」というスキーリゾートで、大きなオーロラを見たのが思い出深いです。やっぱり何度見ても感動しますよ。ちなみに、夫はオーロラの発生を知らせてくれるアプリをスマホに入れています(笑)。

ただ、ヘルシンキでは街明かりの影響で見られないんですよね。やっぱり北のほうの暗い場所に行かないとダメです。それでも、晴れであることなどいろんな条件が揃っていないとオーロラは現れないので、見られる確率は高くないですが。

岡崎:それも魅力のひとつですよね。「絶対に見られるわけではない」という点にも惹かれています。レアなポケモンと一緒で、出会えるかわからないのが良いなと。

島塚が実際に見たオーロラ

岡崎体育が全曲プロデュースした『劇場版ポケットモンスター ココ』テーマソング集

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プロフィール

岡崎体育
岡崎体育(おかざき たいいく)

1989年7月3日生まれ。京都府宇治市出身。2016年5月、アルバム『BASIN TECHNO』でメジャーデビュー。音楽活動に加えて、CM、映画、ドラマ出演などマルチに活躍中。私立恵比寿中学、関ジャニ∞などさまざまなアーティストに楽曲を提供。2019年6月には、さいたまスーパーアリーナでワンマンライブを開催して成功を収める。2020年12月にはアニメ映画『劇場版ポケットモンスター ココ』の全テーマソングをプロデュースして話題に。2021年5月26日にコンセプトアルバム第2弾『OT WORKS II』をリリース予定。

島塚絵里
島塚絵里(しまつか えり)

ヘルシンキ在住のテキスタイルデザイナー。2007年にフィンランドへ移住し、アアルト大学でテキスタイルデザインを学ぶ。マリメッコ社のアートワークスタジオでデザイナーとして勤務したのち、2014年より独立。現在はマリメッコ、サムイ、キッピスなど国内外のブランドにデザインを提供している。Pikku Saari(コッカ社)というテキスタイルブランドをプロデュース。サントリー「オールフリー」のCMの衣装デザインを担当。2018年、宮古島にオープンしたHotel Locusのオリジナルテキスタイルをデザイン。2021年4月には、フィンランドでは初となる個展を開催予定。

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