世界戦前にボクサーが恋 北欧映画『オリ・マキの人生で最も幸せな日』

映画『オリ・マキの人生で最も幸せな日』が、2020年1月17日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

『第69回カンヌ国際映画祭』ある視点部門グランプリを受賞した同作は、1962年夏の世界タイトル戦を前に恋に落ちた実在のボクサーの姿を描いた作品。フィンランドの『アカデミー賞』では10部門にノミネートしたほか、アメリカの『アカデミー賞』外国語映画賞のフィンランド代表に選出された。

ヌーヴェルヴァーグを思わせる1960年代の空気感を再現するため、モノクロの16mmフィルムで撮影された。原題は『Hymyilevä mies』、英題は『The Happiest Day in the Life of Olli Mäki』。

『オリ・マキの人生で最も幸せな日』ポスタービジュアル ©2016 Aamu Film Company Ltd

メガホンを取ったのは、同作が長編デビュー作となるユホ・クオスマネン。フィンランドの誇りを背負って戦う準備を進めているボクサー、オリ・マキ役を『アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場』のヤルコ・ラハティ、オリが恋するライヤ役を歌手としても活動するオーナ・アイロラ、マネージャー役を『ボーダー 二つの世界』のエーロ・ミロノフが演じた。



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「幸福度が高い」と言われる北欧の国々。その文化の土台にあるのが「クラフトマンシップ」と「最先端」です。

湖や森に囲まれた、豊かな自然と共生する考え方。長い冬を楽しく過ごすための、手仕事の工夫。

かと思えば、ITをはじめとした最先端の技術開発や福祉の充実をめざした、先進的な発想。

カルチャーマガジン「Fika(フィーカ)」は、北欧からこれからの幸せな社会のヒントを見つけていきます。

スウェーデンの人々が大切にしている「Fika」というコーヒーブレイクの時間のようにリラックスしながら、さまざまなアイデアが生まれる場所をめざします。

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